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2008年3月28日 (金)

ヒラリークリントンのタウンホールミーティングへ

ここWinston-Salemにヒラリークリントンがタウンホールミーティングにやってくるという情報をゲットし、昨日行ってきました。どちらかというとヒラリーよりオバマ派なんですけど、そんなこと関係ありません。妻とチビを連れて4時に会場に到着。セキュリティチェックのため長蛇の列が出来ています。

列に並んでいると、某新聞社の記者からちょっとインタビューさせてくれと依頼を受けました。「やばい・・・。」選挙権も無ければ、そんなに細かいことも分からないし、しかもオバマ派だし、何と言って断ろうかと考えている間に、周囲からも何だか視線が集まっているような気がしてきました。そして、気付いた時には質問に答えていました・・・。

まともにこの選挙戦について語るにも限界があるので、日本人という視点で、またMBAということでビジネスネタでこちらの土俵に引き込んで何とか事なきを得ました。しかし周りが皆ヒラリー派だったので、後で刺されないように慎重に言葉を選ぶのには骨が折れました。途中でヒラリーの悪口的な話が口からポロッっと出てしまったり、民主党の大統領候補者選びなのにいつの間にか大統領戦の話をしていたり・・・。なかなか粘る記者で、インタビュー時間15分程度、内容はサブプライム問題、日本のバブル崩壊、日本とアメリカの選挙の違いや意識の差、アメリカの候補者選びについてどう思うかなど、多彩な話題で盛り上がりこれはひょっとすると翌日の新聞にも出るのではと期待しましたが、全く見当たらず。
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結局ヒラリーは、5時半からの予定を大幅に遅れて7時前に演説を開始。注目していた最初の「私が選ばれたらこれをやる」は、経済の建て直しでした。さらに製造業を復活させることの必要性を訴えており、最近の金融不安などを特に意識していることが感じられました。また、クリーンエネルギー、バイオの分野の発展、雇用創出、お決まりの健康保険の話、教育など幅広い内容を短時間でカバー、全ての話が雇用の創出や健康保険への全加入、賃金アップ、減税など、この会場に集まっている人々に直結する内容になっており、参加者のボルテージがガンガン上がっていくのが印象的でした。ウォールストリートとNC州で給料が50億と5万ドルの開きがあり、こうした不公平を是正していくという話はちょっと不公平を説明するには無理があるように感じました。

ちょっと変わった話では、軍隊などの公務に従事した場合に借金利払いの免除、というのがありました(多分)。
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彼女のスピーチは期待以上のもので、また分かりやすい英語を話し、話の構成もとても分かりやすくまとまっていました。しっかりとオーディエンスを意識した内容で会場の市民を巻き込んでいく巧みな話術はなかなかのものだと感じました。オバマ氏のスピーチはさらに評価が高いとよく耳にするので、オバマさんの集会があれば行ってみたいと思います。
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それにしても、アメリカ人は政治への関心が高いなぁと感じながら会場を見てましたが、結構ミーハーなアメリカ人も多く、必至に写真撮ったり、サインもらいに行ったりする人が続出。これまで映像を通してこうした集会を見てると、聴衆を熱狂の渦に巻き込むような演説を純粋に話術の問題と考えていましたが、聴衆の反応も結構ノリ的要素も強く、日本と比較する場合などは、そういった文化的な側面も考慮して冷静に見ないといけないなと思いました。
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